イオンが韓国のミニストップを売却することを検討していると報道されています。ミニストップの親会社はイオンです。

日本のイオンは売上でトップ３（セブン、ローソン、ファミマ）に大きく差をつけられて、４位です。

イオンのセグメントでは、ダイエーなどと一緒にSM事業に区分されており、ミニストップ単体での収支状況ははっきりしません。就職情報の一部としての情報（https://gyokai-search.com/4-konbini-uriage.html）ですが、ミニストップの売上は3,000億円程度で、イオン全体の8兆4,000億円からするとほんの一部です。

と思ったのですが、ミニストップ、上場していました。2018年2月期決算（http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1571761）で売上約2,000億円、営業利益は1,000万円です。財務状況は安定しており、いますぐに会社が立ち行かなくなるような状態では決してありませんが、2,000億円売って利益がこれだけというと、継続する意味合いをあらためて考えてもおかしくはありません。

韓国が売りに出ているからといって、日本のミニストップがすぐ売りに出るとは限りませんし、おそらくはこれまでも交渉を何度かされてきたのはないかと思います。少なくとも日本のミニストップが売りに出されても驚くような状態でないことは確かです。

韓経：日本のイオン、韓国ミニストップを売却へ | Joongang Ilbo | 中央日報 https://t.co/jRiwIaJHUu

— 大原 達朗 Tatsuaki Ohara (@ohhara_cpa) 2018年7月18日

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